研究所の中でつくったものが、
外の世界に広がっていく
ワクワク感。

研究開発 2011年入社

山本 啓

Kei Yamamoto

技術研究所 山本 啓

仕事内容

ガイアートの技術研究所で、新しい工法や製品を開発しています。私が入社した頃には、ガイアートの独自技術“縦溝粗面型ハイブリット舗装フル・ファンクション・ペーブ(FFP)”が既に開発されており、改良を行っている段階でした。現在は、私もFFPの改良に携わっています。ほかにも、全国の現場の品質管理サポートを行っています。舗装の材料となるアスファルト混合物は、全国にある自社プラントで各現場に合わせた配合で製造しており、その後、耐久性などを調べる試験を行うのですが、設備が整っている技術研究所に依頼されることが多いのです。

現在の仕事内容

入社の動機・きっかけ

大学時代、土木工学のコンクリート構造物についての研究をしていたこともあって、もともとは建設業に就きたいと考えていました。しかし、就職活動を進めるなかでガイアートのことを知り、人々の生活に身近な道路をつくることへの魅力を感じるようになったんです。「地図に残る仕事がしたい」と考えていた自分にとって、ガイアートはピッタリの会社でした。開発職なので、自分自身が現場で舗装作業をするわけではないのですが、開発に携わったものが道路となる。そこによろこびを感じます。

入社の動機・きっかけ

仕事の魅力、やりがい

「改良」と言うからには、コストはそのままで性能を上げる、品質はそのままで製造コストを下げるなど、一度は「完成」としたものを、より良いものにしなければなりません。そのために、さまざまな選択肢を組み合わせて新しい配合を試し、FFPにふさわしい性能(耐久性など)を備えているかを試験します。試験というのは、たとえば恒温室の中に試験材料を入れ、高温下や低温下でどのような変化が起きるかを確かめるというもの。結果がよくなければ、また新しい材料の配合を考えなければなりません。材料をつくり、試験をする……その繰り返しです。パズルのピースがはまるかのように、いい結果が出るとホッとしますね。性能やコストというのは数字がわかりやすい分、「自分は会社に貢献できているんだ」という実感が湧いてきます。

仕事の魅力、やりがい

今後の夢、目標

現在、改良に携わっているFFPは、先輩たちが考えたもの。ゆくゆくは、自分も独自の工法や製品を開発して、会社はもちろん、社会のためになるものを生み出していきたいと考えています。入社2年目の頃に、自分たちが改良しているFFPが実際の道路で施工されている様子を見る機会がありました。今まで、自分は研究室の中しか見えていなかったのですが、自分の仕事はこういう風に世界とつながっていたのだと感じて、光が射し込んだような感覚を覚えています。その時の気持ちを忘れることなく、開発に打ち込んでいきたいです。

今後の夢、目標

1日の過ごし方

8:25 朝礼、打ち合わせ
8:45 舗装材料に関する実験
12:00 休憩
13:00 舗装材料に関する実験
16:00 実験データ等の整理
17:00 翌日の準備
17:30 退社

職場・寮の環境改善

事務所のリニューアル工事と寮の建て替え工事があり、新しく綺麗な働きやすい環境となりました。トイレやシャワールームなど、水周りの衛生面もいいので快適です。寮は6畳ほどのワンルーム。隣の部屋の物音や話し声が聞こえるようなことはないので、プライベートはしっかり守られています。寮には、他部署ながらも同年代の社員が何人も住んでいるので、一緒にご飯を食べに行ったりと、地元を離れても楽しく過ごせています。

職場・寮の環境改善:写真1 職場・寮の環境改善:写真2

オフの日の過ごし方

ドライブが好きなので、遠くに出かけて登山をしたり、渓流下りをしたりと、観光名所やレジャーを楽しむことが多いです。長期休暇の時には旅行に行きます。家にいるよりも、出かけたほうが不思議とスッキリして、一週間の疲れが取れるんです。

先輩からのメッセージ

試験で思ったような結果が出ないと、場合によっては1ヵ月分の作業を後戻りして再スタートすることもあるのですが、先輩たちが目を光らせていて、落ち込んでいるとご飯に連れて行ってくれるんです。そこでまた元気になりますし、「自分も先輩たちのように頑張ろう」と気合が入ります。仕事は時に大変なこともありますが、それを支えてくれる人が社内にいる。仕事って、おもしろいですよ。

技術研究所 山本 啓

その他の社員を見る

東北支店 福島営業所 大宮 晶紀
関東支社 北関東営業所 石田 結理
綾瀬合材工場 山口 清隆
本社 工事部 機械センター 木下 寛康
本社 道路維持戦略室 二川 隼人
関西支店 管理部 中靍 さやか