スルードレーン導水パイプ

スルードレーン

排水性舗装(排水性舗装や低騒音舗装)や防水工法を伴った橋面舗装において、雨水等の浸透水を排出する手段として浸透水の排出部材の設置が一般的になっております。
スルードレーンは、舗装体に浸透した雨水を速やかに排出し、滞留した浸透水により基層や床版が劣化することを防止する、耐熱性の樹脂製導水管です。

特徴
  • フレキシブル継ぎ手とパイプを交互に接続することにより、伸縮、蛇行が少なく、道路の曲線、凸凹に沿って所定の位置に設置できます。
  • フレキシブル継ぎ手とパイプは差し込むだけで簡単脱着ができ、切断の手間がかかりません。
  • 開口部が小さく、目詰まりのしにくい構造になっています。
  • 車両荷重に充分耐えうる強度を持っています。
  • プラスチック製なので、舗装の補修修繕時に切削機械等へ悪影響を与えません。

施工手順

1
スルードレーンの長さを調節し、配置します。
2
フレキシブルジョイントに剛体パイプを差し込み、接続します。
3
長さ調節は、フレキシブルジョイントに剛体パイプをさらに差し込むことで短くすることができます。(切断する場合は、パイプ部分をノコギリ等で切断してください。)
4
スルードレーンの固定が必要な場合は粘着テープ等を使用してください。
5
コンクリート釘で固定する場合は、パイプ部分の中央部分を上下に貫くように、固定してください。(フレキシブルジョイントは釘で固定しないで下さい。)
6
端部を排水設備と接続します。